棟札

棟札

遠山薬師
薬師如来は病気に苦しむ人々に薬を与え、心身の健康と病気平癒を専門に担当される仏さまです。 右手は与願の印を結ばれ、人々の願いを成就してくれる功徳を表し、左手に薬の壺をお持ちになり、病気を治して下さるご誓願を表しています。 東方の瑠璃光浄土にいらっしゃいますので、薬師瑠璃光如来ともいい、薬師堂を瑠璃光殿ともいいます。 当山薬師堂は万治三年(1660年)米沢藩主「上杉綱勝」建立とあり、上杉藩から祭礼米が付随して保障された薬師如来であり、歴代藩主はもちろん、一般庶民の篤い信仰をあつめております。